先週はまた書き忘れちゃいましたね(テヘッ
そんなわけで今日は巷で話題のAI(人工知能:Artificial Intelligence)のお話でも。
「AIに仕事を奪われる!」みたいなフレーズ、最近良く耳にしますよね。
確かにStable Diffusionなどがイラストレーターの、ChatGPTなどがライターの仕事を奪うなんてことはあまり想像したくはありませんが、ありえるかもしれません。
しかし、声優はどうでしょう?
正直、現時点で発表されている音声合成AI、どれも「役者」としての機能は果たしていないと感じます。(全てを試したわけではありませんが)
ナレーターはこれでも構わないと考える人もいるかもしれませんが、人間の複雑な感情を演じる役者としては、まだまだ人間にかなわないと思います。
どのAIシステムがどうという個別の議論は割愛しますが、正直、まだまだいわゆる棒読みに近い感じすらするわけです。
アニメの音響監督にも「これでいい」という人はいないんじゃないかと信じたいです。
だから、声優の仕事はみなさんが活躍する時代ではまだまだであると思います。
とはいえ、50年、100年先にどうなるかなんて誰にもわかりません。
そんなに先だと人間社会自体がどうなっているかわかりませんしね。
と、当社代表は考えています。
声優になってもいないうちから、AIに仕事を奪われたらどうしようなんて思う必要はありません。
いまは自分の役者のとして資質を鍛えていく事の方がずっと大切だと思いますよ。
そうそう、文章生成AIであるChatGPTですが、演技の練習の為の台本をつくらせる、みたいな利用方法が考えられます。
絵のAIだって、例えば自分の演じるキャラクターイメージを作るのにも使えるのではないかと思います。
仕事が奪われるんじゃ?と悲観するより、便利なものを利用して自分を磨いた方がずっとお得だとおもいませんか?